専門的支援・個別療育強化プログラム(5領域別)
本プログラムは、ハビリテーション理学療法的視点、及びLS-CC松葉杖訓練法に基づき、お子さま一人ひとりの身体状況・発達段階・生活環境を総合的に評価し、個別性の高い支援を提供します。
又、定期的な整形医との連携、確認と評価PDCA【Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action/Act(改善)】を行い、支援の質の向上を図ります。
① 健康・生活(身体管理・生活基盤の確立)
目的:健康維持・二次障害予防・生活動作の向上
支援内容
・関節可動域維持のためのストレッチ(股関節管理・側弯予防)
・姿勢評価に基づくポジショニング調整
・座位保持の獲得および安定化支援
・日常生活動作(座る・支える)の反復練習
専門性の視点
・身体評価(ROM・筋緊張・姿勢分析)に基づく個別プログラム設計
② 運動・感覚(基本動作の獲得・運動機能向上)

目的:粗大運動機能の向上と身体コントロールの獲得
支援内容
・首すわり支援
・四つ這い動作の獲得(クローラー等補助具の活用)
・歩行訓練(松葉杖・歩行器使用)
・独歩に向けた段階的練習(応用歩行・階段昇降)
・バランス・体幹機能の強化
専門性の視点
・発達段階に応じた運動学習理論に基づく段階設定
・補助具選定および適合評価
③ 認知・行動(状況理解・安全行動の形成)

目的:環境理解と適切な行動選択の習得
支援内容
・視野の確認
・音の反応
・「止まる・見る・待つ」などの安全行動の習得
・状況判断に基づく行動の練習
専門性の視点
・実生活場面を想定した課題設定(般化を意識した支援)
④ 言語・コミュニケーション(意思表出の拡大)

目的:多様な手段による意思伝達能力の向上
支援内容
・スイッチ等のコミュニケーション機器の活用
・発語を促す関わり(音声模倣・反復)
・非言語的手段(視線・表情・ジェスチャー)の活用
専門性の視点
・代替コミュニケーションの導入検討
・個々の表出手段に応じた支援方法の選択
⑤ 人間関係・社会性(対人関係と社会参加)

目的:他者との関わりの形成と社会適応力の向上
支援内容
・支援者との相互的なやり取りの促進
・屋外活動を通じた社会参加経験の提供
・ルール理解(順番・待機・役割)の習得
専門性の視点
・関係性の発達段階に応じた関わりの調整
・成功体験を重視した支援設計
個別療育強化のポイント
・個別アセスメントに基づく目標設定(短期・長期)
・支援記録に基づく定期的な評価と見直し
・職員間(児発管・療法士等)と主治医及び、外部専門家との連携
・家庭や学校との情報共有による一貫した反復練習と継続支援
小さな継続の積み重ねが、大きな成長へとつながります。私たちはその一歩一歩を大切に支援いたします。

